東北1周鈍行旅2015 第4日目 青森~酒田

2015年10月11日

JRの北海道&東日本パスを利用した鉄道旅行、4日目となります。
昨日はお酒をちょっと飲み過ぎてしまった様で、なかなか寝付けませんでした。
なかなか二日酔いにはならないのですが、飲んだ後に寝ている時に気持ち悪くなるという症状が良く出るんです。

さて、4日目の朝は早いのです。青森は朝市があるので6時台に起床です。
昨日合流した友人と共にAUGA地下へ繰り出します。朝から海鮮を食べようかと思ったのですが、まだお腹が回復してないので食べずに買い物。
去年も買ったマグロのぶつ切りなどを購入してこの後の旅に備えます。

一旦宿に戻り荷物をまとめて青森駅へ向かいます。平日の通勤時間なのでホームから改札へ向かってくる人が多くいる中、目的のホームへ向かいます。

青森駅8:10発 リゾートしらかみ2号 秋田行き
リゾートしらかみ青池編成
リゾートしらかみ青池編成

今年も来ました。リゾートしらかみ青池編成とご対面、これで3回目となります。一昨年は途中で緊急停止ボタンが押されたために千畳敷停車時間がなくなり、昨年は台風で土砂流出のため深浦止まりとなり、今年はついに普通に乗り切れそうな気がします。
2年連続先頭車の前の席でしたが、今年は友人がボックス席を抑えていてくれたので初のボックス席となりました。リゾートしらかみのボックス席は椅子を動かしてフラットにする事が出来るのです。せっかくですから青森駅を出る前にフラットにしてしまいました。


隣のボックスには韓国人の姉妹らしき方が乗っており、ボックス化するにはどうしたらいいのか片言の英語で聞いてきましたので簡単に教えてあげました。

そんな間にリゾートしらかみは出発しました。テーブルの上には朝に市場で購入したマグロやボタン海老などのつまみを並べ、日本酒をぐびぐびと早くも宴会モード開始です。

既に宴会モード
既に宴会モード

一人呑み鉄の時は結構のんびり風景を眺めながらって感じなのですが、友人と一緒に呑み鉄をしていると話が盛り上がってしまい、車窓は流れる景色という感じになってしまって記憶におぼろげです。かなり盛り上がってしまったせいか、リゾートしらかみ乗車中の写真が全然ありません(苦笑)。
気が付くとどんどん進んで行ってしまっております。早くも千畳敷駅へ到着し、他の乗客らとともに千畳敷へ降りて行きました。昨年は台風明けで結構波が高く、友人が濡れるかどうかギリギリなくらい波打ち際へ行きましたが、今年は波は穏やかでまったりとした感じでした。
今年はおだやかな波
今年はおだやかな波

お決まりの車両撮影も行って再度乗り込みます。十二湖駅にて友人が降りようとしていた隣のボックスの韓国人姉妹を引き止めてしまうトラブル発生・・・急遽車掌さんと連携を取り次の停車駅の岩館で交換する普通列車の発車を待ってもらって無事に折り返してもらいました。なんとかなってヨカッタ。自称しっかり者の友人ですが、たまにちょっとしたドジっぷりを見せてくれます(苦笑)。
さて、友人も今回の旅は結構気合を入れていてあらかじめ弁当を予約購入をしており、あきた白神駅にて受け取りとなりました。「ハタハタ館の晩酌セット」です。乗ったリゾートしらかみ2号はホーム乗車口までのお届け(4号・5号のみ車内販売の人経由で受け取り可能)となるので駅停車前に準備をしておくのですが、先ほどのトラブルにてホッと一息ついたと思いきやすぐ数分後の話なので思わず受け取り損なう事態になりかねない感じでしたが、ちゃんと受け取りが出来ました。
さすがに評判の注文弁当です。色とりどりの具が晩酌向けのつまみとなっており、呑み鉄には最高の組み合わせです。終着の秋田までもあと1時間ほどとなりラストスパートです。

東能代駅で3度目のスイッチバックを行い、奥羽本線経由にて秋田へ向かいます。毎年ながら5時間半近くにも及ぶ旅もあっという間に終わりが近づいてまいりました。
そして秋田駅へリゾートしらかみは到着し、長い乗車も終わりとなりました。友人はこの後、秋田で買い物があるとの事でこのまま羽越本線で南下して由利高原鉄道乗りつぶしをする自分と一旦分かれ、また後で酒田で合流する事となりました。

結構リゾートしらかみ内で延々飲み食いしていたのでお腹いっぱいでしたので、次の列車の時間までは喫茶店で軽くお茶をして時間を潰しました。
昨日始発で出発した秋田へ戻って来ましたが今日は駅ビルからは出ませんでした。

秋田14:27発 羽後本荘行き

ここからはしばらく一人旅に戻ります。今回乗車をどうしようか悩んでいた由利高原鉄道なのですが、漫画ゆりてつとのコラボによるラッピング列車に乗れるかどうかで乗車するか悩んでいた時に、なかなかラッピング列車の運行スケジュールが更新されない事(7月に入ったのに6月までのスケジュールしか出てなかった)をTwitterでつぶやいたら、ゆりてつ作者の松山せいじさんに見つかり都度お気に入りに入れられていたのですが、数日後に無事に運行スケジュールが更新されたのでもしかしたら何か伝えてくれたのかなーとか思ったりとか、乗ろうと思った日だけ運行本数がすごく多かったとか天運を感じたので乗ることを決定したという流れだったりします。


羽後本荘駅にて往復きっぷを購入、本来改札は発車直前になってから行われるのですが、JRとホームが共通なため北海道&東日本パスがあったので改札時間前からホームで待機可能でした。ホーム入線からばっちり撮影もできました。

羽後本荘15:50発 矢島行き

終点の矢島行きへ乗ったのは自分を含めても5人ほど、終着まで乗ったのはおそらく自分だけでした。矢島駅では名物売店の主・まつ子さんと絶対に話をするんだよみたいな事を友人に言われておりましたので、矢島駅の改札を出てすぐに売店へ向かいました。
が、売店は閉まっており、まつ子さんも不在でした。なんと不覚。

まつ子さん不在
まつ子さん不在

矢島発16:45 羽後本荘行き

その後乗ってきたラッピング列車に再度乗車し羽後本荘駅まで戻ります。矢島駅では駅員さん総出で送り出してくれました。

矢島駅お送り
矢島駅お送り

羽後本荘行き列車では運転士さんに撮影許可をいただき、前面展望を撮影させていただきました。

羽後本荘17:32 酒田行き

再度羽後本荘駅より酒田行きの列車に乗り、うとうとしつつガタンゴトンと約1時間ちょいの乗車となりました。象潟を過ぎると車内の客が一気に減り、終点酒田へ到着する頃にはかなり少なくなっておりました。
そして18:45再度酒田の地へ降り立ちました。

酒田到着
酒田到着

駅からは徒歩で本日のお宿へ向かいます。友人おすすめのレトロ民宿『最上屋旅館』です。
最上屋旅館
最上屋旅館

泊まったのは、昔ながらの部屋をそのままにしてある造りでエアコンがついてなく扇風機で涼をとります。とても雰囲気が良い部屋でした。

宿へ到着するとすぐに夕ごはんの時間となったので食堂へ移動しました。評判の食事はたいへん素晴らしかったです。最近少食なのでご飯のおかわりは無し。

しかしこの酒田という所はなかなか夏は暑いのですが、エアコンの無い部屋はなかなか暑いです。扇風機をずっとつけておりましたが、なかなか暑くて寝付けませんでした。(またかい!)

明日はついに自宅へ帰る最終日です!