サンライズ瀬戸に乗った話
中国は南京への出張帰り、飛行機が関西空港までのチケットのみで発行されて、その後は好きに帰ってらっしゃーいという会社の方針に乗っかって、今回は翌日は日曜日という事もあり大阪で一泊して観光して帰るかな~とか考えていたのですが、サンライズ瀬戸のシングルが取れたので乗って帰る事にしました。
この時の関西空港到着予定時刻は17時30分。羽田へのJALの最終便は21時20分。今回関西空港に降り立つのは初めてで、過去に利用した同僚によると最大の遅れ時は国際線から国内線へ走ってなんとかギリギリ間に合ったとの事でしたのですでに飛行機の乗り継ぎは諦めておりました。
代替案として福岡の時の様に新幹線を考えていたのですが、新幹線の方が飛行機よりも終電時刻が早く、更には大きなトランクケースを置くスペースも無いので考えておりませんでした。
時刻表を眺めていると大阪駅発の米原方面の最終列車がサンライズ瀬戸・出雲である事が分かりました。何気に空席情報を見ると数部屋の空きがある様です。
サンライズの寝台券はネットでの予約は出来ません。駅か電話での受け付けです。しかし南京出張中な上に現地用SIMカードを忘れて(実際には行きの成田空港で落とした→自宅へ送ってもらった)いたために国際電話というわけにも行かず、ひとまずは自宅から電話をかけてもらう事にしました。
すると無事に個室の確保は出来たのですがどうしても本人確認が必要との事。なんかうまい方法はないかという所でスマートフォンの音声通話アプリを使ってみる事に。普段はアプリ同士での会話となりますが、今回は自宅側のスマートフォンのスピーカーを自宅の電話機の通話口につけてもらい間接的な会話をするという方法です。
自宅の電話がIP電話、そこにスマートフォンの通話アプリを通したせいか、なんか音声周波数のクリティカルな所に入ると無音に近い様な状態になってしまいます。でもそんな中苦労して会話を成立させ無事に寝台券の予約をする事ができました。
さて実際当日ですが珍しい事に関西空港には遅延どころか早着という事態になりました。新幹線でも余裕で帰れます。しかしせっかくサンライズが取れたので時間いっぱいまで過ごす事にしました。
神戸の友人とも事前に連絡が取れ、三ノ宮でもサンライズに乗れる事が分かったので発車時間まで三ノ宮で友人と夕ごはんを食べる約束をしておりました。そのため、最初に関西空港で寝台券の乗車区間の変更を行いました。大阪から横浜までで予約してあったのですが、こちらを三ノ宮から横浜への変更となります。みどりの窓口で変更をお願いしたのですが、駅員のお姉さんが変更の方法が分からず大騒動に・・・普通の指定券ならばキャンセルして即取り直しも出来るのですが空き無しのサンライズ、キャンセル待ちがその瞬間に突っ込んでくる可能性があるとの事で出来れば避けたいとの事。お気遣いありがたいのですが、時間はかかり最終的に窓口2個を閉じて4人ががりにて、あーだこーだの挙句、奥から出てきたベテランさんがこうやるんだよとサっと処理してくれました。約40分程窓口埋めてしまって多くのお客さん列が出来てしまって申し訳なかったです。
それでは三ノ宮まで出発です。まずは南海特急ラピート号にてなんばを目指します。
もちろんスーパーシートを取りました。これでゆったりと移動です。
なんばでは豊橋から来ていた友人と合流して阪神電車にて神戸三宮へ向かいます。
神戸三宮へ到着し神戸の友人と合流です。いやぁ山陽電車の車両はいいですなぁ。個人的には3000系がお気に入りですね。上下二段の幕が異彩を放ってます。
友人と合流後はお決まりの餃子の王将にて会食。
食後サンライズの時刻までは駅前にてダベりタイム。どうでもいい話をして時間を過ごします。
0時頃にJR三ノ宮へ向かうと・・・
おおう!10分遅れ!
ホームはサンライズ用に延長されております。なので真っ暗。
雨まで降っているので撮影コンディションは最悪です。
誰だか分かりません。とりあえずダブルピースしてみました。
車内は思ったより広くトランクケースを悠々と置くことが出来ました。
実は定期運行の寝台列車は初の乗車だったりします。寝台列車自体は以前に団臨でニコニコ超会議号に乗車した事はあるのですが、激しい24系B寝台の揺れで全然眠れなかったトラウマがあります。ちょっと不安もあったのですが、快適に眠る事が出来ました。
気がつくと外は明るくなってきております。カーテンを開けるとちょうど日の出の頃合いでした。
サンライズの車内から日の出を見るってこりゃぁオツだねってしょんもー無い言葉が出てきますが最高です!!
意外に短い6時間半程で下車駅の横浜へ到着です。よく考えたらすごい短い時間だよなーと思いました。やはり次回は全区間乗りたいものです。
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