Lenovo Miix 2 8 充電しながらUSBデバイスを使う関連

Miix 2 8のUSB充電についてまとめ
http://karinto.in/2014/02/06/miix2-6/

にて記事をまとめ直しました。こちらはやや古い記事となります。


Lenovo Miix 2 8を購入して、売りである充電しながらUSBデバイスを使うという面について色々と調べてみました。

まず、この機種の特徴はmicroUSB端子のID信号線を見ていないという所にあります。そもそものID信号線はOn-The-Go(OTG)においてホストとデバイスを区別して切り替える為に使っているもので、Windows PCであるMiix 2 8はホスト機能しか持たずOTGとしての動作は無いためID信号線を見る必要も全く無いのです。通常ホスト機能時にのみUSB機器への給電を行うようになっており、その間は本体への充電が出来ないはずなんですが、ID信号線を見ていないのでホスト機能時にも充電出来てしまうのです。電源に関してはどうも独立しているみたいな感じですね。ただしUSB機器を使用する際にはID信号線がGNDに落ちていないと認識しない仕様にはなっておりますので結局の所OTGケーブルは必要になります(まぁ非OTGのケーブルはまずないので問題ないでしょう)。

さて、実際にUSBデバイスを接続しながら充電する方法ですが、その前にmicroUSBオスからUSBとmicroUSBメスの二股の様になっているケーブルが必要です。


大抵は、OTG充電ケーブルみたいな名称で販売されているみたいです。eBayなど$1前後(しかも送料込み)と安く入手出来る所もあります。OTG従来の仕様ではデバイスを使用しながら充電は出来ませんので、説明書きには「充電できません」の事がかかれておりますが結線的には問題はなく、本体側が充電しないようになっている場合への注意書きであり、miix2の場合は木にする必要はありません。
ごく一部のケーブルにおいては、ホスト側への電源ラインが未接続であったり、逆流防止回路が入っている事がありますが、稀です。

ケーブルを用意したらまず最初にAC-DC(USB)充電器(本体付属)へUSB-microUSBケーブルを差し込み、充電器のコンセントも刺します。次にこのケーブルを二股(OTG充電)ケーブルのmicroUSBコネクタ(メス)へ接続します。まだ本体へは接続しません。

続いてUSBデバイスを二股(OTG充電)ケーブルへ接続します。この時点でUSBデバイスの電源が入ります。USBデバイスによっては起動に時間がかかるものがありますので、十分時間を置いてUSBデバイスを起動完了させます。

最後にシャットダウン済の本体へ二股(OTG充電)ケーブルのもう1方のmicroUSBコネクタ(オス)を刺します。本体のmicroUSBソケット部横の白のLEDが光れば充電状態です。

この状態で電源をオンにしましょう。あとはWindowsが起動してデバイスが認識していれば完了です。
リムーバルディスク(USBメモリ)を認識しつつ、充電の表示になりました。

自分の場合は、MonsterX Liveを認識しつつ充電に成功しました。これで出先でも配信出来るってか!?

まー現実的には甘くはなかったです。
Miix 2 8付属の充電器の仕様が5.2V 2Aというものですが、実際に電流値を測ってみると、1.72A/5.08V(センチュリー CT-USB-PW 誤差±1%)でした。約9Wです。これはアイドル時も負荷100%(Intel Burn Test 512MB ALLcore)でも変わりませんでした。これはUSB Battery Charging v1.1の仕様のMax 1.8Aに従っているのでしょう。
YbInfoにて測定すると、充電速度は約66mW/minで全体容量は17671mWhですから約267分(4時間27分)で0%から満充電です。バッテリー稼働時は約25mW/minの消費なので充電器を付けた時の充電能力は約91mW/min(1.72A時)の様です。


これはアイドル時でも負荷100%でも充電時は9Wと変わらないため消費電力>充電電力となった場合には一応給電とはなりますがバッテリー消費の方が多くなる為にマイナス充電、つまりはバッテリーが減る事になります。とは言いましても何も給電していない場合よりは長持ちはします。
ちなみに負荷100%をかけた状態での充電速度は15mW/minで満充電に要する時間は約1178分(19時間38分)となります。負荷100%時は約76mW/minの消費となっている計算です。

しかし、この二股(OTG充電)ケーブルを間に入れるとUSBデバイスの有無に関わらず、1.42~1.48A/5Vしか流れなくなってしまいます。どうもこの二股ケーブルだと1.5Aくらいまでしか流してくれない様です。この状態ですと、大体37mW~51mW/minくらいの充電になってしまいます。負荷100%時が差し引き51mW/minほど減るので-37mW~0mW/minの充電量となる見込みですね。実際に測定した所、-15~8mW/minでした。これは発熱によるクロックの低下に伴う消費電力の減少があるので最高クロック時では-15mW/minとなり充電されないという結果でした。
実際に手持ちのモバイルバッテリー(MP16000)では1.42A/4.98Vしか出力できず、アイドル時は充電(27mW/min)出来ましたが負荷時は充電出来ませんでした。MonsterX Liveを使って配信とか考えるとCPUを使用しますし、そもそもMonsterX Liveを動作させるために0.24Aほどつかいますのでちょっと厳しいかなという感じがします。(スイッチ付のUSBハブを使う事、バッテリーを2台にする事で、MonsterX Live自体の電力はなんとかできます)

また、Ankerのモバイルバッテリーはmiix2との直接接続では充電させる事が出来ますが、USBデバイスを同時につないだ場合には出力を停止する仕様なので使えません。

記事で紹介した製品はこちらになります。
ebayのケーブル USB OTG Power



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