中国でモバイル通信を安く利用する(2015年春 ChinaUnicom HK)

中国本土でスマフォで通信できるの?

仕事で中国に行くにあたって、モバイル通信をどうするかを色々考えました。
一応はキャリアの海外パケット定額サービスの様なものもありますが、1日で3000円前後とかなり高価で長期滞在にはとても厳しい状態となります。
しかも、普段日本ではMVNO(IIJmio)を利用しており、キャリアのパケット契約はしておりません。まぁそもそも高価すぎるキャリアのサービスを利用するつもりもありませんが・・・
そんなわけで現地版MVNOみたいなものは無いかなと思った事がスタートでした。

さっそく調べてみると、何社かプリペイドSIMがある事が分かりました。
自分の使っているスマートフォンはASUS Zenfone5というSIMフリー機でDocomo/SoftbankのSIMが使用出来る4G(LTE)機です。
こちらのスマートフォンで対応しているのはChina Unicom(中国聯合通信、略して中国聯通)のSIMでした。

あれ?中国って検閲があるような・・・

中国と言えば金盾(グレートファイアウォール)という強力なファイアウォールがあり、Googleサービス(検索/カレンダー/YouTubeなど)や各SNS(Twitter/Facebook/LINE)を遮断しております。(LINEは時々つながる)
普段からMVNOでSNSをメインとした使用でしたので、この金盾はとても困る状態でした。
しかし、China Unicomの香港版(以下China Unicom HK)のSIMでは金盾を経由しないために、中国本土で制限の無いネットの利用が可能というスグレモノだったのです。
こいつを使わない手はないという事で早速購入してみました。

購入にあたってあれこれ

China UnicomのSIMは高くないの?日本で買えるの?

 実際にはChina Unicom HKのSIMを購入する事になりますが、こちらは基本的に中国本土では買えません。香港や台湾はマカオ等で購入可能です。
 また日本でもAmazonにて輸入販売している業者がおりますので簡単に購入する事ができます。
 価格はAmazonにて大体1300~1500円くらいです。自分が購入したものはあらかじめHK$66のチャージがされているものでした。

China Unicomの使用料金は?

 通話とデータ通信(3G)が使用可能で(4G対応のSIMもあるらしい)、データ通信は従量制では2MB/HK$1(HK$1は16円位)、定額制では1日300MB(HK$38)と7日間500MB(HK$78)と30日間100MB(HK$35)の3プランがあります。
 オススメは7日間500MBというやつです。プラン申込みの次の日からカウントするので最大で7日と23時間59分使用でき、料金も約1500~1600円とたいへんお得です。
 注意点としては、使用可能な転送量を超過してしまうと自動的に従量制へ移行し、契約したプランの期限になる(日数が経過する)までプランの変更・更新が出来ないという事です。
 つまり30日間100MBプランは100MB使いきってしまうと約1ヶ月従量制のまま変更出来なくなってしまうのです。

 通話料は1分30円程度と決して安くはありませんが、日本の携帯電話をローミングして使用する事を考えると十分に安いと思います。(特に着信料が無料なのが大きいと思います)
 また中国本土と香港で使用出来る電話番号がそれぞれ1つずつ貰えるのも特徴です。
 なお、月の維持費としてHK$6がかかります。利用月の分は利用開始時に差し引かれる様で、実質HK$60からのスタートとなります。

SIMカードのサイズの種類は?

 標準サイズとMicroサイズの2種類です。nanoサイズはありませんが自分でカットすれば使えない事もありません。

利用登録方法は?

 手持ちの携帯電話もしくはスマートフォンにSIMカードを挿して、通話を1回行うだけです。発信でも着信でも構いません。香港以外での利用の場合は国際ローミングをONにしておく必要があります。
 当然ながら中国で利用する際にも国際ローミングをONにしなくてはなりません。ここが意外に忘れがちだったりします。(ちなみに日本ではsoftbank回線でローミングされるようです)
 自分は中国に着いてから現地の人より電話して貰う事で利用可能となりました。
 利用可能になるとメッセージが届くので分かりやすいです。

チャージ方法は?

 プリペイド形式なのでチャージが必要です。あらかじめチャージされている分を使い切ってしまうと使用出来なくなりますが、チャージを行えば再び使用出来るようになります。またチャージ額とは別に使用期限が設けられており、使用期限を過ぎるとチャージが無効になってしまいますが、チャージを行うと自動的に延長されます。最長2年まで延長されるようです。
 肝心のチャージ方法ですが、http://store.hk.chinaunicom.com/のページから、特にユーザ登録等もなく可能です。チャージに使えるのはクレジットカード(VISA/Master)及びPaypalによる支払いとなります。銀聯カードも当然対応しております。自分はPaypalのアカウントがあるのでそちらを利用しました。オンラインでチャージするとちょっとだけ値引きされます。(HK$100だと実際に支払うのはHK$98です)
 初期チャージが7日間プランに満たない額ですので、一旦チャージを行ってからプラン設定をするとよいでしょう。

使い勝手は?

 そんなに悪くないです。普通に3Gとして使えます。国外(例えば日本)のコンテンツへ接続する場合は若干遅いかな?って感じがするかもしれません。TwitterやFacebookは問題なく利用できました。ソシャールゲーム等も特に問題なく利用可能です。

問題点

 定額プランにしている時に、残りの通信量を知る術がありません。以前はSMSを送る事で確認出来たようですが、今は出来ない様です。もし現行のコマンドを知っている人がいたら教えて下さい。チャージ残額については問題なく確認できます。

注意点

 W-CDMAに対応していない機器(au?)では使用出来ません。また対応機器でもSIMロックの解除が必要です。LTEをONにしているとうまく接続出来ない事がある様です。

早速買ってみた

 Amazonでポチってすぐに届きました。入手が容易なのもいいですね。中国本土に行ってしまうと手に入りませんので出かける前に忘れずに!

cunicom01 開いてみると右上にSIMカード、あとは説明書きがどっちゃりとあります。 cunicom02 標準SIMとMicroSIMの共用のサイズとなっており、自分で使うサイズに切り取って使う感じになっております。 中国本土では日本とほぼ同じレベルでの使用が出来、特に困ることもありませんでした。1週間で500MBという転送量についても使い切る事もなかったです。転送量が気になる方は転送量モニタ系のアプリをインストールしておくと良いでしょう。


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