ドライブレコーダーitronics ITB-100HDの高画質化 その2

2014年11月5日

前回bitrateを高くする事で高画質化には成功したのですが、SDカードの空き容量チェックの部分がそのままな為、ある程度SDカードがいっぱいになるとdiskfullになるという状態になってしまいました。
DashCam Talk Forumで情報を集めていると、空き容量チェックの部分の情報が見つかりました。

Code: Select all
CMP R3, #0xFC00 ; R3 - #0xFC00 (= dec 64512)
BCS loc_D244 ; goto loc_D244 if R3 >= #0xFC00

64,512block、つまり、66,060,288bytes(=63MB)が閾値となっており、これ以下の空き容量の時に空き容量不足回避の為に古いファイルの削除処理を行うみたいです。
ファイルを削除しても閾値以下の空き容量だとdiskfullで警告音(ビビビ)って音が鳴る模様。空きが出来るまで削除するような便利な機構にはなってないみたいです。
(もしかして、毎起動時にやっているなら電源ON/OFFの度に1個ずつ古いファイル削除していってくれるとかで、回避できるかも?->後日確認してみよう)

といっても安定して常時保存させて使おうと考えると、やはりこの閾値以下のファイルサイズになるようなbitrateを設定してやる事が必要になるでしょう。12Mbpsですと、で90,000,000bytes/min(=85.8MB)と大きく超えてしまいます。10Mbpsでも71.5MBでまだダメです。8.8Mbpsで62.9MBとなりちょうどピッタリ収まる感じです。
しかしVBRのbitrateですので、63MBを超えてしまう事もあるでしょうから余裕を持って8.6Mbpsくらいにするのが妥当そうです。

blockサイズ自体を倍に増やせてしまえば15Mbpsとかでもいけるんですけどね。Appro_avi_save自体を逆汗解析してくれる人はいないかなぁ。

デジモノ,

Posted by ysn