東北1周鈍行旅2014 第1日目その1 宇都宮~仙台
北海道東日本パスを使った東北1周鈍行旅の1日目です。青森へ21時前に到着したいため、前泊で宇都宮からのスタートとなります。
当初の予定では宇都宮7時37分発に乗って行くつもりでしたが、途中駅の乗り換え特に福島駅が厳しいかなと思い、急遽2本前の6時56分発へ変更しました。こちらの場合は福島まで先行する事が出来、途中の乗り換え時間にもそこそこ余裕があるというものになります。(1本前の場合、黒磯までしか先行出来ません)
またこの2本前にする事で、ほとんどの首都圏の始発列車で来れるダイヤから、都心のごく一部の始発列車でしか来れないダイヤでのスタートとなるため混雑が緩和されるという利点もあります。しかしホテルの朝食バイキングは6時30分からです。駅までの移動時間等を考えると10分という短い時間で食べなくてはなりません。自分はよかったのですが、友人がご飯3杯も食べるという暴挙に出たため、ヒーヒー言っておりました。
そんな感じで宇都宮駅へ到着しました。目的の列車に乗るためにホームの階段を降りているとちょうど上野からの始発列車が到着した所で、乗り換えている人が多くおりました。その中に一人際立つセーラー服のおばさん?いやおじさんらしき人が・・・一体なんだったのだろうと思いつつも列車に乗り込みます。
平日という事もあってかお盆ながらも会社員の方などが乗っています。途中野崎駅や西那須野駅でそこそこ降りて行きました。そして最初の乗り換え駅である黒磯駅へ到着となりました。黒磯駅での乗り換え時間は7分と十分に時間はあるのですが、黒磯駅は乗り換え階段が狭く、乗り換える人によって詰まってしまうという問題があります。よく黒磯ダッシュと呼ばれておりますが、4両編成から2両編成へ減っても全員座席に座れる状態でした。しかし黒磯ダッシュの言葉にすっかり怯えていたので友人とダッシュ担当と荷物担当に別れて結局ややダッシュをしてしまいました。なお4両編成の場合2両目の真ん中辺りの扉が階段となるようです。(車掌さんに聞いておくと良い)
座席も確保して発車までの時間で車両を撮影していると、先ほどのセーラー服のおじさんが車内から出てきました。どうやらフリーきっぷでの旅をしている同業者っぽいです。しかしこちらの撮影おかまいなしに間に入ってくれてしまいました。すぐに車内に戻ってしまったので落ち着いて無事に撮り直し。その後黒磯7時54分発の黒磯行きが発車しました。
黒磯~郡山からは1時間に1本ほどしか運行していない区間となります。2両編成となっても混雑感はありません。途中の黒田原駅でほとんどの一般客はいなくなりました。車内を見回すと大きな鞄・トランクの旅行客がほとんどです。おそらくフリーきっぷ利用の同業者でしょう。このまま青森まで多くの人が同じルートで行く事になるのかなぁ・・・
1時間ちょっとで郡山へ到着です。郡山では27分の待ち時間があります。友人はその間に着替えの為にトイレの方へ行きました。郡山から福島へは再度4両編成に増えての運行、そして719系電車となりロングシートからクロスシートになりました。2人掛けのシートがあるのでそちらを確保して郡山駅でも撮影です。郡山駅では磐越西線・磐越東線・水郡線が乗り入れております。水郡線はホームが遠く離れているので、とりあえず磐越東線と貨物線を中心に撮影しました。
発車時刻となり、9時28分発福島行きが出発しました。ここから福島までは40分少々かかります。着替えに行った友人がなかなかな戻ってこないので心配していたのですが、スターバックスで買い物していたら思った以上に時間がかかってしまったとの事でした。ここまで結構暑い中冷房がかかっているとはいえ、冷たい甘い飲み物は最高です。スムージーだったのでそこそこ時間もかかりながら飲み終え、まったりとしていると間もなく福島へ到着しました。福島までが本日の先行となるのですが後続の列車はまだ40分も先の到着です。さっさと乗り継ぎを済ませ座席を確保した所で、友人は着替えの下着を購入しに、自分は撮影タイムとなりました。
福島駅西口から駅構外へ出てみましたが、敷地の広さに割には閑散として寂しい感じがしました。時刻表を見るも1時間に1本ほどとローカル臭がただよってきます。
福島から乗る予定の、719系快速シティラピットです。ちょうどヘッドマークを取り付けている所でした。快速列車にわざわざヘッドマークを付けるっていうのは地元では無かったのでちょっと違和感を感じました。
福島から北に伸びている福島交通飯坂線と阿武隈急行線です。JRのホームから撮影が可能です。
懐かしい211系が留置されておりました。既に運用を終えて廃車待ちなのでしょうか。完全に隅っこに追いやられていました。
そんなこんなで発車時間も迫ってきた10時54分、後続の列車が到着しました。しかし既に仙台行きの列車の座席はほぼ全て埋まっております。後続の列車からは多くの大荷物の乗客が降りて、乗り換えてきます。あっという間に立ち席だらけの混雑状態になりました。この惨事を横目に見て先行しておいてよかったと思いました。ホントに。
福島駅11時ちょうどに出発して座席も確保した我らは宴会モードに突入しました。本チャンはまだまだ先なので軽い一杯という感じですが、一息ついていい感じでした。仙台までほとんど混雑状況が変わらないままとなります。
1日目その2へ続く。
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