Realtek RTL8125 (2.5GbpsLAN)をdebianで動かす

2023年2月25日

自宅のLAN環境を2.5Gbps化したのでdebian機にも導入することにしました。
比較的安価なRealtek RTL8125を搭載したものを購入。
ドライバは自分でコンパイルする必要があるのでメーカーサイトよりダウンロードして来ます。

以下のURLより『2.5G Ethernet LINUX driver r8125 for kernel up to 5.xx』というのをダウンロード。
https://www.realtek.com/ja/component/zoo/category/network-interface-controllers-10-100-1000m-gigabit-ethernet-pci-express-software

CAPTHAを答えると(簡単な足し算?)ファイルがダウンロードされます。
wgetでサクっとダウン出来ないのが面倒ですね。

ファイル名は「r8125-x.yyyy.xx.tar.bz2」みたいな感じ。本日現在ではr8125-9.009.02.tar.bz2でした。

# tar xvf r8125-9.009.02.tar.bz2

にてサクッとアーカイブを解凍。
フォルダ付きで解凍されるので

# cd tar xvf r8125-9.009.02

として移動し、autorun.shを実行します。

# ./autorun.sh

自動的にドライバがロードされるのでこれだけで終了です。
コンパイルエラーが出る場合、コンパイル環境が入っていない可能性があります。

# apt install gcc
# apt install linux-headers-$(uname -r)

などとしてインストールしてください。

面倒なことにカーネルのアップデートをするごとにlinux-headersは更新する必要がありますのでご注意ください。既にドライバ適用済でリモートアップデートする場合はRTL8125のポートからの接続で実施するとautorun.sh実行中に接続切れる可能性が高いのでご注意ください。(自分もやらかして、switchbotミニプラグで電源OFF/OF復旧させる事態に…)

linux,健忘録

Posted by ysn