ノートPCにも使えるモバイルバッテリーを自作してみた

最近、モバイルバッテリーも各社から色んな種類が発売されてきており、価格もかなり下がって来ましたが、ほとんどがスマートフォンなどを充電する為のDC5V出力のみのものが多く、DC16~19Vが欲しいノートPCへ充電出来るタイプは種類が少ないか、結構値段が張るのでモバイルバッテリーを自作する事にしました。

今回用意したのは、各電圧で出力出来る電池ケースと、18650リチウムイオン電池の組み合わせとなります。18650リチウムイオン電池は単三電池のちょっとでかい版だと思っていただければ分かりやすいです。1本でDC3.7Vであり、1000mAh~3600mAh位まで各社より販売されておりますが、国内ではまず販売されておりませんので逆輸入しております。

電池ケースの方はeBayにて購入しましたAILIのPower BankというものでDC3.3V~DC21Vまでの出力を切り替える事ができます。また内蔵する18650リチウムイオン電池への充電機能も持っております(保護回路付き)。
入手についてはeBayにて「AILI PowerBank」辺りで検索すると見つかります。$20前後くらいです。
出力電圧は3.7V/5V/6V/9V/12V/15V/16V/19V/21Vから切り替えとなります。


蓋は簡単に開いて18650リチウムイオン電池が6本入ります。保護回路付きの18650リチウムイオン電池は入りませんので注意して下さい。保護回路無しの65mmのもののみ入ります。

電圧切替スイッチその1です。
「3.6、5、6、7.5、9V」の5段階で印字されておりますが実際は異なっていて、左から順に、3.6V、5V、6V、9V、12V~21Vとなっております。12~21Vとなる9Vのシルクに合わせた時は電圧切替スイッチその2で合わせた電圧で出力となります。
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電圧切替スイッチその2です。
「12、15、16、19、21V」の5段階で印字されており、反対側にある電圧切替スイッチその1が「9V」の位置にある時にこちらのスイッチが有効となります。スイッチに合わせた電圧で出力となります。
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各種入出力コネクタ等のある部分です。INはDC16~24V/1.5A入力により18650リチウムイオン電池を充電する事が出来ます。過充電保護回路が入っているので充電しすぎない様になってます。USBコネクタは5Vでの出力に設定した時のみ5Vが出力され、他の電圧を設定した時は出力されません。OUTはスイッチで設定した電圧で出力されます。INおよびOUTは5.5/2.1mmのDCコネクタサイズです。
USBコネクタの右側のボタンは現在の出力電圧を表側の7セグに表示させます。
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表面のボタンを押すと現在の内蔵18650リチウムイオン電池の電圧が7セグに表示されて出力開始となります。満充電で12.4Vくらいで、10.8Vくらいが大体残量僅かのラインになります(使用する18650リチウムイオン電池にもよる)。
出力に負荷が無いと自動的に出力が停止する様になっております。
powerbank8
こちらの出力仕様では21V/3AがMaxとはなっておりますが、実際は2.4~2.5Aくらいが現実的なラインです。それ以上流そうとすると一気に電圧が下がってしまいますのでご注意願います。

使用する18650リチウムイオン電池はPanasonicかSANYOのものがオススメです。やはり日本メーカーのものだけあって、他社のものと性能がダンチです。特に残量が減ってきた時の電圧降下があまり無く、最後までそれなりの電圧を維持する所が素晴らしいです。
また、3000mAh以上のものは今のところPanasonicしか製品化できておりませんので、他社で3000mAhのものがあったら容量詐欺だと思ってほぼ間違いありません。

すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、この自作モバイルバッテリーは18650リチウムイオン電池を用意すれば用意するほど容量が増やせる事になります。6本一組として、何組も用意しておけばモバイルバッテリー自体を何個も買わずに済むので経済的でもあります。
Power Pond Proでも使用しているPanasonicの3400mAhはBuy In Coinsで1本約1,000円ほどで12本(40800mAh)で約12,000円、これにケース2,000円程を加えて約14,000円で同等品を手に入れる事が可能です。また更に12,000円分ほどの18650リチウムイオン電池を購入すれば合計26,000程でPower Pond Proの倍の容量が手に入るわけです。大体半額くらいの計算になりますね!
コストパフォーマンス的にはSANYO 2600mAhが約600円くらいで良いと思います。

なお、4/25~26に乗車したニコニコ超会議号でも生放送配信用ノートPCのバッテリー代わりとして大活躍しております。



コメント

ノートPCにも使えるモバイルバッテリーを自作してみた — 9件のコメント

  1. はじめまして、こんにちは。
    AILI PowerBankの日本での入手先をご存知でしたら、教えて欲しいです。
    検索しましたが、外国サイトしかでないので、英語がわからないので困難です。
    よろしくお願い致します。m(_ _)m

  2. この商品に興味を持ちましたので
    質問が一つあります 記事の中の
    『出力に負荷が無いと自動的に出力が停止する様になっております』って書いてますが
    長時間使用するにはどういった負荷をかければいいのでしょうか?(途中で電源が落ちないように)
    よろしくお願いします

    • >山本まさるsan
      出力の負荷が小さくなると出力を止めてしまいますので、当然ながら何かしらの消費電力が必要になるわけですね。
      ただ長時間使用するには対象となる機器が当然あると思いますので、そちらが電力消費をする限りは出力が止まることはなさそうです。

      おそらく想定される事態としては一度対象機器が満充電となってしまって、消費しなくなってしまった時にバッテリー側の出力が停止してしまい、その後対象機器が消耗していっても出力が再開されないといった事が無い様に常時出力したいという事なのではないかなと。(自分でもそういった使い方があり、その時は近くにおりましたので定期的に再出力するように操作を行いました)
      この場合はとても消費電力の小さいUSB機器を余りのポートに取り付けるなどをして、常に出力状態を維持するしかないと思います。

  3. Aliexpressで同様のモバイルバッテリーを購入しましたが、USB端子の5V出力が出ず困っておりました。
    DIPスイッチを5Vの出力に設定する必要があったとは…
    大変助かりました。ありがとうございます。

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