東北1周鈍行旅2014 第2日目その1 青森~秋田

北海道東日本パスを使った東北1周鈍行旅の2日目です。

昨晩のお宿は和室に昔ながらの布団を敷いて寝るものでしたが、昨日のホテルと大きく変わりとても寝心地がよく、あっという間に寝てしまいました。そして2日目の朝です。朝から海鮮を食べに行くので連日して早起きです。

青森駅前 いろは旅館

青森駅前 いろは旅館

まずは、徒歩ですぐ数分の所にある、アウガ地下の新鮮市場へ向かいます。なんとこちらは朝5時よりオープンという一般客向けの商業施設としては異例の早朝開店となっております。

青森 新鮮市場

青森 新鮮市場

面積も広く、かなり多くの店が入っております。生鮮ものはそれほど多い訳ではありませんが、早朝から海鮮の食べることの出来る店も何店かあったりします。

ここでのお目当ては、海鮮の朝食、そして列車内での酒のつまみの確保です。まずは中を1周回って、ある程度のめぼしを付けます。

友人は昨日に続いてホタテ脳のままなせいか、朝食はホタテ!酒のつまみもホタテ!とホタテ三昧を主張しております。自分はそこまでホタテにはこだわりがなかったので、まぁなんか海鮮適当でいいかなー程度。

というわけで、自分はサーモン親子丼、友人はホタテ丼を食べました。いやぁ掘っても掘ってもイクラで全然ご飯出てこないですわー。もうちょとチープなものを予想していたんですが、別の意味で期待を裏切ってくれました。それほど安いものではありませんでしたが、ボッタという感じはありませんでした。美味しく完食!

新鮮市場ではホタテの刺身が売ってなかったので、古川市場の方へ移動。こちらはのっけ丼で有名なのですが、その為か刺身を売っている店が多いのです。無事に剥きたてのホタテを見つけて購入。一旦宿に引き上げて出発の準備をします。

宿を出て朝の青森駅です。お盆期間とはいえカレンダー上では平日ですのでラッシュ時間は混んでいます。といってもほとんどが青森駅で降りる方なのでこれから乗る我々とは逆方向になります。

リゾートしらかみは深浦止まり

リゾートしらかみは深浦止まり

今年も昨年に続いてのリゾートしらかみへの乗車となります。しかし先日までの台風の影響で路線上で土砂災害が発生し不通区間があるため、深浦止まりとなります。この先深浦駅から東能代駅は区間運休となり、代行バスによる輸送となります。そして東能代駅から秋田駅までも何故か(?)リゾートしらかみが区間運行しております。しかし代行バスが東能代駅での発車時刻までに到着が間に合わない場合は、無情ながら列車は行ってしまいます。

リゾートしらかみ 青池編成 今年は5番線より発車

リゾートしらかみ 青池編成 今年は5番線より発車

さて昨年は4番線からの発車だったリゾートしらかみは今年は5番線からの発車となります。車両は同じく青池編成。ハイブリッド仕様車です。最初指定券を取った時は4号車の空きが無く3号車だったのですが、近日になって座席変更をかけたら4号車の空きが出ており無事に4号車を確保できました。しかも最初に取った時に1日に日付を間違えているというミスがこの時に発覚。危なく乗車出来ない事態すら発生する所でした。

2回目の乗車となるので去年との違いなんかを比較したくなってくるのですが、車両が変わらず、座席も昨年の1列違いとほとんど一緒。深浦までしか行かないというのが一番大きな違いでしょうか。

青森駅を発車して最初の停車駅である新青森駅へ到着しました。ここで去年との大きな違いがありました。昨年は前日までの大雨の影響でダイヤが大きく乱れており、新青森駅にてトワイライトエクスプレスと交換を行ったんでした。今年はダイヤの乱れもなく特急白鳥との交換(白鳥は新青森駅始発なので正確には交換ではないでしょうけれども)、さらには普通列車の青森行きとの交換を行いました。

新青森駅では特急白鳥が見られました

新青森駅では特急白鳥が見られました

新青森駅を出ると次は弘前駅に停車します。弘前駅からは五能線に入るために川部まで逆方向に戻ります(正確には川部から直通で五能線に入れるのですが、弘前からの乗客を乗せるために一旦弘前へ向かう模様)。弘前駅では結構ホームで車両を撮影する人が見られました。さすがお盆期間という感じです。

弘前駅を出て今度はバックで川部駅まで戻ります。川部駅では7分と長めの停車時間がある為、ホームに出て撮影を行います。昨年と同じ場所で撮影したり等しました。

川部駅からは再度方向転換し、いよいよ五能線に入ります。ここからは非電化区間のために架線はなく、ひたすら線路だけが続くいかにもローカル線の雰囲気を出した路線となります。大きな建物もなく、ひたすら田舎の情緒を楽しむことが出来ます。

いかにもローカル線な車窓が最高です

いかにもローカル線な車窓が最高です

川部駅を出て20数分程で五所川原駅へ到着です。五所川原駅からは津軽鉄道線が出ており、津軽半島の西側の平野を縦断しております。一度乗車してみたいのですが、乗り継ぎ等を考えると丸一日かかってしまうのでいまだに実現出来ておりません。

またこの五所川原駅では地元の小学生グループがホームにおり列車を待っておりましたが、次の普通列車の深浦行きまで1時間近くまであるせいか、車掌さんの計らいで特別に立ち席でという事で隣駅の木造駅まで乗せてもらったようです(もしかしたら昨日のジパング平泉と同じでフリースペースであれば指定席券が無くても乗車できるのかも)。

さて、ではそろそろ本日の呑み鉄(宴会)を開始したいと思います。朝に青森の市場で購入したまぐろとホタテ、昨日仙台駅で購入した日本酒を取り出します。海はやや荒れてはおりますが天気はよく最高の車窓を楽しみながらの酒は旨いです。

まぐろもホタテも最高に旨く、ぐいぐい酒が進みます。車内で駅弁や乾物を食べる人はいるかもしれませんが、刺身を食っている人はほとんどいなんじゃないかとか思いながらも呑み鉄を楽しみます。そして荒れた(苦笑)日本海を望むのもなかなか乙な感じです。

昨年は千畳敷駅の手前の北金ヶ沢駅直前で車内の非常停止ボタンが押されるというトラブルもありましたが今年はそんなトラブルもなく(というか五能線内で非常停止ボタンによる停車とか年に1度も無いんじゃ・・・)、無事に千畳敷駅へ到着しました。

昨年はこの非常停止の影響で千畳敷駅へ停車しなかったのかと思いきや、リゾートしらかみ2号は今年から千畳敷駅への停車をする様になったのですね。というわけで千畳敷駅に無事に到着。千畳敷駅はリゾートしらかみへ乗車していれば特別に途中下車が可能となっております。

千畳敷駅では15分間の停車時間があり、千畳敷まで歩いてすぐなので友人と向かいました。さすがに海は荒れており、時たま高い波がザッパーンと岩場に当たり大きく跳ね上がっております。奥のほうまで行った方がずぶ濡れになっておりました。友人もなかなかチャレンジャーなのでギリギリまで寄ってポーズを取ったので写真を撮りました。なかなか迫力がある写真が撮れたと思います。

千畳敷で打ち寄せる波をバックにポーズを取る友人

千畳敷で打ち寄せる波をバックにポーズを取る友人

そこそこ楽しんだ所で、列車の汽笛も鳴り車内へ戻ります。千畳敷を出るとあとは20数分ほどで終点深浦駅へ到着となります。従来ならば5時間半の旅となる所が3時間ほどで終わってしまって残念ではありますが、代行バスに乗るのもいいなという感じもしました。

深浦駅へ到着後は列車は3分ほどで折り返し、駅ではすでに代行バスが待っており乗客の移動が済み次第発車、皆が駆け足な状態でした。最初は改札を行っていたのですが、時間短縮の為かすぐに改札省略となりました。

代行バスは十二湖・白神方面行きと、東能代駅直行の2系統がありました。我々はそのまま秋田へ向かうので東能代駅直行バスへ乗りました。この代行バスがなかなかの豪華仕様というか、4列シートながらも昨日乗った高速バスよりも前後間がかなり広く、足を思いっきり伸ばせる位でした。東能代駅直行バスは乗り換えが済むとすぐに発車しました。

代行バスはひたすら五能線沿いの海岸線を走ります。ここから東能代駅まで約65kmほど、GoogleMapのルート検索でも1時間25分ほどかかる計算です。深浦駅前を出発したのが11時05分頃、東能代駅での乗り継ぎ列車の発車時刻が12時30分とホントにギリギリの時間です。これに間に合わなければ25分後に普通列車がありますが、それすら間に合わないと更に1時間後になってしまい、秋田での時間が僅か20分しか無くなってしまいます。万一それを逃してしまう事態になると特急のお世話にならなくてはいけません。半分ヒヤヒヤしながらのバス移動となりました。

途中岩館駅のちょっと北へ1km程の所で、今回バス代行になった原因となる土砂災害の場所がありました。絶賛復旧工事中でしたがかなりすごい状態となっておりました。

東八森から先は広域農道(県道63号)へ入り、一旦五能線とはお別れとなって山側ののどかな農場風景の中を走ります。時計は・・・ギリギリ間に合うかの瀬戸際。到着予定12時29分頃の見込みです。信号に引っかかったらヤバいか!?という状態の中、なんとかギリギリ間に合いました。しかし、問題はありませんでした。東能代駅の駅長さんらしき方が出てきており「全員が乗り換えるまでは発車しません。急がずにゆっくり乗り換えて下さい。」と。いやぁ素晴らしい対応です。焦る気持ちがかなりありましたが、これで安心して乗ることができます。

そして東能代駅で待っていたのはリゾートしらかみくまげら編成。ラッキーな事に1本しか乗らない時間で2種類の編成に乗ることができました。あとは橅(ブナ)編成に乗れば制覇です。初のくまげら編成はキハ40系とこの旅行で唯一のキハ40系がリゾートしらかみになるという巡りあわせでした。あとは約1時間程、リゾートしらかみの旅にて最初の目的地の秋田へ到着となります。

そろそろ秋田駅へ到着という所で、女性車掌さんと乗客が筆談しておりましが、どうも代行バスにビデオカメラを忘れてきてしまったみたいでした。そしてその後、乗客の方がいきなり英語でまくしあげました!ちょっとビックリ。そして女性車掌さんがそれに英語で返します。おー、かっちょえー。どうやら秋田駅で折り返してビデオカメラを取りに向かうみたいでした。

長いリゾートしらかみの旅(途中で代行バス区間もありましたが)も秋田駅に到着しました。当初の時間で到着出来ましたし、代行バスという風変わりも楽しめましたし、2種類の車両にも乗れたので大満足です。この後は友人と昼食を探す旅に出るのでした。

リゾートしらかみ くまげら編成

リゾートしらかみ くまげら編成

秋田駅に13時31分に到着後、適当に車両を撮影して駅を出ます。次の列車は15時16分発の酒田行きまで長い待ち時間となります(秋田~酒田を直通するのは1日9本しかなくまたこの時間は一番運転間隔が開いています)。この長い空き時間を利用して、昼食と風呂にしようと思います。まず飯が先か風呂が先か、という話になりましたが、食事を摂ると体があたたまるので食べてから風呂に行こうと主張して、まずは昼食をどうしようかという事になりました。

せっかくだから秋田名物でも食べようという事にしましたが、さすがに真夏の昼からきりたんぽ鍋は無いなって事で比内地鶏でも食べようという事になりました。事前に調べておいた候補から比内地鶏生産責任者の店 本家あべや 秋田店へ行くことにしました。

hinai当然の事ながら比内地鶏の親子丼を注文しました。友人は大盛りとがっつり行きます。そしてメニューで気になった比内地鶏ラーメン 黄金白湯も注文。こちらは二人でシェアして食べます。早速出てきた親子丼ですが、一旦焼いて焦げ目のついた肉が香ばしくて最高です。またラーメンの方もスープがとても美味しく、麺にも良くあってあっという間に完食してしまいました。秋田に来たら是非食べておきたい店としてしっかりと心に刻み込まれました(なお、親子丼については若干割高ながら都内の店舗でも食べる事が出来るようです)。

お腹も膨れて二人ともに大満足となった中、次は汗を流す為に風呂に入ることにします。スーパー健康ランド華のゆへ向かいます。こちらはルートインホテル併設のスーパー健康ランドで入浴のみの利用が可能となっております。ここでひとっ風呂浴びて汗を流します。やはり夏場は昼間の風呂に入るかどうかで、その後の快適さが大きく異なってきますね。

スーパー健康ランド華のゆ

スーパー健康ランド華のゆ

この後はそのまま秋田駅は戻り、本日の最終目的地である新潟へ向かいます。

 

続く。



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