車のシガーソケットからAC100Vに変換するインバータの仕様を調べる

車のシガーソケット(DC12V/24V)からAC100Vへ変換するインバータ、ホームセンターやカーショップで良く売っているのを見かけるとおもいます。これを使えば、家庭用AC電源で動作するものがひと通りは車の中で使えるようになるという便利モノ。
しかしその仕様といえば、最大出力W数くらいしかわかりません。

という事で、手元にある奴がどういう動作になっているかを調べてみることに。

今回使用したのは大橋産業株式会社のBAL 3WAYインバーター 120W No1756というもの。
定格出力120Wとさほど出力は大きくありませんが、AC100V×2、DC12V×1(シガーソケット)、USB 5V(2.1A)×1と豊富な出力と保護回路があるそれなりにしっかりとしてる。って、ホームページにほとんど仕様でてますね。
まぁせっかく調べたので。

入力DC電圧については11~15Vとなっており、入力電圧低下保護回路(自動復帰)と高電圧入力保護回路(自動復帰)が保護回路としてあります。どの時点でこれらの回路が働くかを見てみました。
DC電源ソースとしては、菊水の直流安定化電源を使い、11~15V付近の電圧を与えてみました。
まずは低電圧ですが、11.26Vの時点でアラーム(ブザーのピー音)が鳴り始めました。この時のAC出力は96.4V位。アラームがうるさいので出力停止する所まで電圧は下げませんでしたが、11Vまで下がる前に警告アラームが発動する様です。
次に高電圧ですが、15.3Vで出力が停止しました。PROTECTのLEDが光ります。出力停止直前のAC出力は84.3V位。ちょっと低いです。
12.0V時のAC出力は90.1Vとなっており、実際に使用する製品によっては電圧が低くて正常に動かない可能性があります。
他の保護としてヒューズが内外に(内蔵20A、シガープラグ15A)、ショート時出力停止、出力オーバー時停止、高温時出力停止、などしっかりしております。

とある使用方法で、DC10~DC12V出力を行うSUGOI BATTERYとの接続でどうなの?という話がありましたが、この様なDC11~15Vの仕様のインバーターですと、SUGOI BATTERY側での出力が低くなるとインバーターは停止してしまう問題があります。DC10Vまで対応したものが必要になるでしょうね。DC10V~15.5V入力となっているものもありますのでそちらの方が選択肢になると思います。

せっかく分解したので写真貼っておきます。

インバータ中身


IIJmio(Docomo 3G)でニコ生車載配信を行うための考察と実験

e-mobileは首都圏・都市部などは比較的安定してニコ生(ニコニコ生放送)配信に人気があるのですが、どうしても地方に行くと圏外ばかりで逆に使い勝手が悪くなってしまいます。
じゃぁどうやって地方へ行った時に安定した配信を行うかっていう考察として、最後はDocomo回線という事からDocomo回線を使っての配信がどの程度いけるもんなのか、まずは地元でやってみようと。

DocomoのLTEですと、頻繁にLTEと3Gが切り替わってしまい、その都度ptptしたりtmtしたりするので、3G固定という条件になります。HSDPA対応機の場合FOMAハイスピードエリア外でも上り384Kbps(HSDPA非対応機は64Kbps)となります。

ニコ生は時間帯によって区切られておりますが、19:30~26:00(2:00)は最大384Kbps、他の時間は480Kbpsを最大bitrateの制限としております。VBRで映像をエンコードする限りは最大384Kbpsに設定しておけば平均レートは200~300Kbpsくらいに落としこむ事も可能で、上り384Kbpsの回線速度があれば帯域的には足りうる計算です。

今回の実験では、IIJmioというMVNOのSIM(Docomo 3G)を使って行う事にしました。
IIJmioは最大200Kbps(公称値。実測は250Kbpsくらい)の速度で月額945円という安さが魅力で、普段からデータ端末化したスマートフォンに入れて使っております。9/1から月間500MBのクーポンが標準で付加される事に伴い、既に契約している利用者(これからの新規も含む)には6/1から先行して付加されるようになりました。クーポンを利用すると3Gの最大速度までの帯域が使用できます。クーポン利用状態では通常のDocomo契約者と同じ帯域を使用する事になります。
まぁFOMAハイスピードエリア外ですとクーポン利用しても上り384Kbpsまでなんですけれどもね。

という事で、まずはクーポン有りの通常Docomo 3G回線同等編にて。
回線はFOMAスマートフォンのSONY Xperia SO-03Dを使いテザリング設定。

まずは基本的な準備として、車にカメラを仕込みます。
助手席にカメラを設置
カメラはCanon iVIS HF11(5年ほど前のフルHD初期機種)、三脚はVelbon Neo Carmagne 545。
写真の様に三脚を突っ張らせるようにしてシートに固定します。

カメラをHDMIでSKNET Monster X LIVEへ接続し、Monster X LIVEからはノートPCへUSB2.0で接続いたします。
こちらのMonster X LIVEはニコ生やUstreamなどのストリーム配信を行う為の補助装置として販売されており、実際に使ってみるとWebCamに大して大きなアドバンテージとなる画質のソースを得る事ができます。
ノートPCは、NEC Lavie Z PC-LZ550HSという超軽量(865g)のもの。ivy bridge i5-3317Uを搭載し、配信のエンコードもサクサク出来るスペック。

こうして、車を走りだして1時間半、いろいろ設定等を変えながら配信を行なってみましたが、NLEを使用して音声48Kbps、最大320Kbps(映像Max 272Kbps) 30fpsという条件で、電波の弱い場所以外ではたいへんスムーズに配信する事が出来ました。HDビデオカメラを使ったことが幸いし、夜間でもノイズの少ないソースを出力できたため、bitrateにも優しかった事も良かったでしょう。(WebCam等ではどうしても暗所はノイズが多くなり余計なbitrateを発生させてしまいます)

反省点

  1. カメラのマイクのボリュームを大きくしていた事と、音声のレートを低く(32Kbps)に設定していた為、エンジン音がうるさい上に割れまくってしまった。途中でカメラのボリュームを下げ、音声のレートを48Kbpsにして改善。
  2. カメラのマイクを使用していた為、車の振動での三脚の微妙に揺れるカタカタ音を全部拾ってしまっていた。マイクを用意して音を拾わないようにしたいと思います。
  3. ノートPCの設定を省電力(eco)にしていた為、スリープに入ったりエンコードが重かったりした。途中で最大パフォーマンスに変更して改善。
  4. フロントガラスにワイパー跡。洗車します・・・

次回の実験ではIIJmioのクーポンを使用しない、200Kbps最大の回線状態での配信の実験を行なってみたいと思います。今回の映像の平均レートが133Kbps、音声が48Kbpsでしたので、181Kbpsで多分問題ないかと。
以下は今回配信の最後の30分の部分の実際に配信された映像です。(タイムシフト視聴をダウンロード)音声はカットしてあるので無音となります。

ダウンロード(28.9MB)


郵便事故ってのはあるもんなんだね

クレジットカードの家族カードを申し込んで早二ヶ月、同時に申し込んだETCカードはとっくに届いているのに、家族カードだけいつまでも届かない。
クレジットカード会社を変更するにあたって、数ヶ月前から準備を始めていてあとは家族カードの切り替えだけなのだけども、さすがに遅すぎるだろうという事で電話してみた。

「ETCカードは申込みを受付け、カードを発送いたしましたが、家族カードの申込書は届いておりません。」
との返答。
念入りに届いた郵便物について調べてもらったが見つからなかった。

ETCカードの申込み書と同時に投函したので、投函漏れという事はない。つまりは途中でロストしたという、いわゆる郵便事故。書留ではないのでどうにもならない。
旧クレジットカードの期限が7月までで、更新されると年会費が発生してしまうのでどうしてもその前に切り替えたい。再度申込書を送ってもらって申請しなおしとなる模様。


クルマdeチャージャー2 &(無印/mini)

日本ではサンコーレアモノショップが販売店となっている、クルマdeチャージャーシリーズ。無印とminiと2の3モデルがある模様。
こいつが何をするもんかというと、自動車のシガレットからノートPC等への電源へ昇圧するためのユニットです。
一般的には、DC-ACインバーター(ホームセンター等で売っている)を使って、DC12VをAC100Vにして、そこにノートPCなどのアダプターをつなぐっていう電源の取り方をしますが、この場合2段階に電圧変換を行うのでとても効率が悪い。バッテリーにも優しくない。って事で、直接DC12VをノートPCの使うDC19V/20Vへしてしまおうというお話。

んでまぁこれらのシリーズもいわゆる大陸産を輸入して販売しているだけなのでオリジナル商品ってわけじゃないと。それぞれの元の型番は

クルマdeチャージャー CARCHA01 EWDD8040
MINI クルマdeチャージャー CARCHA02 FZ-N03
クルマdeチャージャー2 CARCHA03 SP8II-80W

という感じらしい。販売時期によって型番シルクが異なるみたいですが。
CARCHA03はCARCHA01の後継モデルっぽい感じで基本同スペックです。CARCHA02は本体が小さめで出力も90Wと異なります。

付属する変換プラグですが
4.0×1.5×12
4.8×1.0x11
5.5×1.5×12.5
5.5×2.1×12.5
5.5×2.5×12.5
6.3×3.0x13
6.0×4.0x14.5
の8種類。この中に求めているプラグのサイズがなくても大丈夫。5.5×2.1もしくは5.5×2.5からの変換コネクタが、あちこちで300円程度で売っておりますのでそちらを組み合わせればOKです。

CARCHA03を注文してみたので、届いたらレポート予定です。


ノートPCを充電することの出来るモバイル大容量バッテリー考察

実際の所、長時間の電源の無い場所でノートPCを使い続ける事はほぼ無いのですが、いざ長時間使うとなるとバッテリーの容量が気になってしまいます。
最近は大容量のモバイルバッテリーが多く発売されてきており、ノートPCに対応したものも多数あるので、ちょっと調べてみました。

ちょっと表が大きすぎるので、1/4に縮小しておりますが、クリックすると等倍で表示されます。
容量の項目で複数の機種にまたがっているものは同一製品で販売元や製品名が異なるものです。基本的には同じ製品ですので、好きなものを選べばよろしいかと。

容量については、3.7Vでの値となっておりますので、19Vで見る場合は1/5.13になります。

比較的人気があるのは、システムトークスのSUGOI BATTERY(SGB-MDC300LP) 75000mAh、POWER-PONDのLE-UB40K 40800mAh、日本トラストテクノロジーのEnergizer XP18000A 18000mAh辺りでしょうか。個人的には、TEC/多摩電子工業などが販売する23000mAhのものも気になります。
価格的にはPowerBank for laptop V200 21000mAhやPOWER BANK MP16000がお手頃そうです。このへんの価格的お手頃な奴を買ってみてベンチマーク&分解してみようと思います。